カード型ビジネスローンという選択

個人事業主や小規模な企業は、事業を進めていくのに資金が必要な場面は随時あります。
そのような突発的な資金需要に対して、ノンバンクのビジネスローンは役立ちますが、ビジネスローンの商品の多くは、一旦、融資を受けたら返済してゆくのみで、資金需要の度に申込みが必要になります。
しかし、最近はビジネスローンでもカードを発行して、専用ＡＴＭ、提携ＡＴＭなどから、必要な時に必要な分だけ利用をすることが可能な商品もでているので注目です。

【カード型ビジネスローンのメリット・デメリット】
カードローン型のビジネスローンのメリットは、やはり、認められた利用限度額内であれば、ビジネスカードを利用して、いつでも融資と返済をATM経由で行えるので、非常に利便性が高いといったことになります。
最大限度額も、数百万円～数千万円と、個人向けカードローンのそれと比較して、かなり高めに設定されることが多いので、事業者の突発的な資金需要にも十分に対応可能だと思われます。
また、必要な分だけ、細かく出金できるので、無駄な金利負担もありません。
デメリットとしては、リボルビングタイプの商品は、その利便性の良さからついつい借り入れがかさみ、返済が中々進まないといったことがあげられます。
また、個人向けのカードローンと比較すれば高い利用限度額と記載しましたが、返済固定型のビジネスローンと比較すれば、カード型ビジネスローンは、どうしてもその利用限度額は低くなってしまいます。

●カード型ビジネスローン・・・・細かい資金が頻繁に必要な方におすすめ、利用限度額は低め
●返済固定型ビジネスローン・・・大型の資金が必要な方におすすめ、利用限度は高め
これらの特徴を踏まえて、自分自身のスタイルにあったビジネスローンを利用することをおすすめします。